2017年2月15日水曜日

<文教児童青少年委員会報告① 練馬区の学校統廃合について 統廃合の基準となる「過小」規模ってどれくらい?>

委員会では、区が進めようとしている3つの小中学校(小竹小、旭丘小、旭丘中)の統廃合計画について報告がありました。

統廃合の理由として、練馬区は3つの小中学校とも「過小」規模だから、としていますが、そもそも「過小」とはどれくらいなのでしょうか?

練馬区は現在、学校施設基本管理計画を作っており、11学級以下の小中学校をすべて過小規模と定義し、統合・再編を基本に検討するとしています。
この基準では、区内の99の小中学校の内21校、つまり20%以上の学校が統廃合の対象となり、今回の3つの小中学校の統廃合はその中でリーディングプロジェクト(モデルとなるプロジェクト)として位置づけられています。
しかし、この基準、全国的に見てもとても厳しいものです。そもそも、なぜ11学級以下が「過小」なのでしょうか?区はこの質問に「国は「学校教育法施行規則」の中で、12学級以上を標準規模としているから」と答えています。
しかし、この回答は、なぜ11学級以下を「過小」としたのか、という質問には答えていません。「過小」規模について、国は「公立小・中学校の国庫負担事業認定申請の手引き」の中で、小学校では5学級以下と規定しています。
また、国が平成27年に策定した「適正規模・適正配置に関わるガイドライン」を見ても、1-5学級ではすみやかに学校統合を検討とありますが、9-11学級については、今後の教育環境の在り方を検討することが必要、と示していて、練馬区の見解とは異なるものです。
今回の件、学校を削減するという結論ありきで、それに合致させるために練馬区独自の基準を設けて、正当化をしようとする、そのようにも見えてしまいます。今後も小竹小、旭丘小、旭丘中の統廃合については、撤回を求めて声をあげていきたいと思います。