2018年6月19日火曜日

<文教児童青少年委員会のご報告 「ねりま接続期プログラム」について...。子どもの成長はそれぞれ、子どもをプログラムにあわせて育てるのではなく、一人ひとりにあった保育を行うべき>

本日の文教児童青少年委員会では「ねりま接続期プログラム」ができた、という報告がありました。そもそも「ねりま接続期プログラム」とは何でしょうか?

このプログラム、目的は子どもが保育園や幼稚園から小学校に上がる際(接続期)に発生する様々な課題を解決するというものです。プログラムでは、「0歳児から小学校1年生5月上旬までの子どもの姿」などがまとめてあり、職員に配布するほか、家庭教育の参考のためにウェブサイトで公開するとのことでした。

しかし、このプログラム、非常に問題が多いと思います。
プログラムでは、子どもの成長が年齢別のチャートで示されており(下の写真を参照ください。)例えば2歳児では「自分の思いや気持ち、経験などを簡単な言葉で伝えようとする」、3歳では「自分の思ったことや感じたことを言葉に表し、言葉のやり取りを楽しむ」などとされています。しかし、子どもの成長は一人ひとり違っていて、こうした年齢別のチャートに一律に当てはめようとすることは無理であり、保護者にとっては残酷でもあると思います。

例えば3歳の姿として「身の回りのことへの興味や関心が高まり、質問ややり取りを通じて言葉による表現が豊かになる」とありますが、3歳の私の息子は全く得意ではありません。

このプログラムによって自分の子どもの成長が遅れていると追い詰められてしまう保護者も多いと思います。特に「接続期」とされる5歳からの期間については3か月ごとに子ども達の成長が示されていますが、それほど機械的に一律に成長することはあり得ません。区は子どもの成長が「こうあるべき」と示すものではない、とのことでしたが書き方は「~できるようにする。」など、あるべき姿を示しているようにしか見えません。

このようなプログラムにあわせて、機械的に子どもの成長を求めるのではなく、子ども一人ひとりにあった保育や学びのあり方を考えるべきだと思います。